韓国留学中、オリエンテーション三日間の記録

この記事は私の韓国留学時のオリエンテーションの模様をまとめたものです。約500人程の世界各地からの留学生が会場に集まると、まるでオリンピックのようでした。

これから留学しようとする方、留学しようと思っている方の参考になれば幸いです。

緊張の初日、オリンピックのような会場

留学生へのオリエンテーションが始まりました。今日から3日間です。早めに会場へ向かうと、KUBA(Korea University Buddy Assistant、留学生を手助けしてくれる高麗大のボランティア学生)がすでに待っていて、案内してくれました。私の担当は、ソン・ヤンジュン君でした。

会場は、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、中国、シンガポール、その他各国から集まった、約500人の留学生で埋め尽くされていました。そういえば、今朝の下宿の朝食の時も、ドイツ人と台湾人の女の子と一緒でした。オリンピックに行ったことはありませんが、まるでオリンピックの会場に迷い込んだような気分でした。

会場に入る前は、この年になっても、小学校一年生の入学式さながらの緊張感がありましたが、あれこれ話しているうちに、次第に落ち着いてきました。KUBAの女の子が親切に話しかけてくれたのも助かりました。

自分のような年配の参加者はいないかと見回してみましたが、一人も見当たりませんでした。もっとも、そういう状況には、日本の大学に編入学した時に、すでに経験済みです。少しも動じませんでした。カメラを持ってくればよかったと思いましたが、そこまでの余裕はありませんでした。それでも、グループごとの記念写真を2か所で撮ってもらえたので、それで十分でした。

手続きに追われる2日目

2日目も、昨日と同じ仁村記念館で、学生IDカードの作成をして午前中が終わりました。それから昼食のために、また列を作って30分並びました。前に並んでいたアメリカ人二人が話しかけてきたので、仕方なく英語で答えました。学生食堂の食事は基本的に韓国風で、他の国からの留学生も、皆ごく普通に辛いものを食べていました。

午後は科目履修登録のため、また留学生が殺到し、待たされました。今度は、同志社大学から来た、日本で育った韓国人のキム・ジヘさんが話しかけてきました。韓国人相手に、久しぶりに日本語で会話をすることになりました。

待ちに待って履修届を出しましたが、1科目が満員で、教授の許可が必要とのことでした。日本ではあまりないことですが、この大学では教授が少人数制で授業をしたいために、あえて定員を絞っているのだそうです。そういえば、やたらと開講科目の数が多いとも感じていました。

その後、少し遅れて日本人向けのオリエンテーションに参加すると、日本語で行われる科目がいくつも紹介されました。これは思っていたよりたくさんありました。もう一度、自分のカリキュラムを見直そうという気になりました。

ゴミ出しの謎

下宿のおばさんに、ゴミの処理方法を聞いてみました。いつでもビニール袋に入れて出せばいい、とのことでした。では誰が回収するのかと思ったら、街で見かけるリヤカーを引く人が持っていくのだそうです。

もしかすると、日本のように地方自治体が回収するのではなく、リヤカーでゴミを集めることで、ソウル市からいくらかのお金がもらえる仕組みなのかもしれません。

シティツアーと、本当の市場との出会い

3日目は、参加自由のソウルシティツアーに、参加費40,000ウォンを払って参加しました。景福宮、仁寺洞、そして無声ミュージカル「Jump」を見て、ツアーは終わりました。

朝、バスの中が当然ながら外国人ばかりだったのには少し違和感を覚えましたが、しばらく付き合っているうちに慣れていきました。

その後は下宿のおばさんに教えてもらい、枕と布団を買うために京東市場まで歩いて出かけることになりました。行ってみて、たまげました。そこは、正真正銘の市場でした。野菜、肉、魚、貝類、雑穀、きのこ類、漢方の食材まで、生活に根ざした品々を扱う露店が、数えきれないほど密集していました。初めて、韓国の「本物の市場」を見た気がして、枕と布団を買う目的すら忘れて、しばらく見入ってしまいました。

東大門や南大門とは、また違った顔を持つ市場だと感じました。あちらは観光客も多く訪れる華やかな場所ですが、京東市場は、地元の人々の暮らしがそのまま息づいている場所です。同じ「市場」という言葉でも、これほど違う表情があるのかと、しみじみ思いました。

それでも、目的を思い出し、帰りには枕を10,000ウォン、掛け布団を50,000ウォンで買って帰りました。こうして、慌ただしくも発見の多かった、オリエンテーションの3日間が終わりました。

オリエンテーションが終わって、改めて韓国語を学ぼうとするのは、日本人だけじゃないんだ知りました。それには私のように韓国ドラマにはまった者もいるし、Kポップにはまった若者もいるし、韓国から移民した人々の後継者もいるし、理由はさまざまであるが、とにかくこれから一緒に韓国語を学ぶ者が一同に集まるという記念すべ三日間でした。

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